採用される職務経歴書の書き方

なぜ職務経歴書を準備するのか

第一印象はとても大切です!職務経歴書(場合によりCV)は雇用者への第一印象になるため、新しく、より良いチャンスに向かうために最も大切なステップの一つです。そのため、職務経歴書は雇用者に対し応募しているポジションにマッチしていることを示し、あなたの強み、スキル、成果などをプロフェッショナルに見えるように書かれていることが大切です。

弊社アイサーチ・ジャパンのクライアントのほとんどは外資系企業です。そのため、弊社のリクルーターと一緒に転職活動をするためには、職務経歴書を含めた3つの文書が必要です。

  • 履歴書…個人情報を含めた学歴や職務経歴を時系列に並べられたもの。
  • 職務経歴書(英語)…職務経歴の要約が必要。履歴書よりもさらに詳しく経歴や学歴について書かれているもの。
  • 職務経歴書(日本語)…内容は英語と全く同じであるもの。

iSearchのサンフランシスコ・オフィスのリクルーターの場合、通常英語の職務経歴書のみ必要ですが、弊社はアメリカやヨーロッパにある日系企業にも候補者を紹介するため、日本語の職務経歴書が必要の場合がある際は準備をお願いしています。

どのようなフォーマットが効果的か

表や図が使われ、ガチガチにフォーマット化された職務経歴書は一見魅力的に見えるかもしれませんが、雇用者にとっては読みにくかったりもします。採用マネージャーやHRの人たちは何かと多忙です。素早く手短な作業で解決を図ろうとするくらい皆忙しいのです。ですから一生懸命作ったやりすぎたフォーマットで、複雑すぎる職務経歴書は忙しい人たちには評価が低いのです。そのような職務経歴書は、残念ながら彼らのデスクに積みあがった職務経歴書の山の一番上には置いてもらえません。

ヘッダーとフッターに個人情報は決して入れないようにしましょう。そのような情報は文書の最初に入れなければなりませんが、ヘッダーとフッターは避けましょう。他のエージェンシーだと名前、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を公開しなければなりませんが、弊社がクライアント企業に職務経歴書をプレゼンする際、名前以外のすべての個人情報を伏せています。

メールアドレスはプロフェッショナルに見えるものにしましょう。例えば、bigdoglover@gmail.comではなく、suzuki93@gmail.comのようなものが好ましいです。

一番効果的なのはMS Words 又は、それに似たプログラムです。最小限に、表や図は削除することを心掛けてください。また、Rich Text formatを使うこともお勧めです。箇条書きも良いでしょう。

職務経歴書で大切なこと

まず、書かれていることは100%事実でなければなりません。事実を大げさに書くことや、完全に事実でないことを職務経歴書に載せてはいけません。

企業は時々大学の卒業証書の提出を求めることがあります。ですから学校や公的機関から受け取った公式の卒業証書や学位証明を保管していなければなりません。

情報はプロフェッショナルでなければなりません。一貫性があり、データベースで見られる企業が探している人材スキルのキーワードを含んでいることが大切です。

職務経歴書は何枚必要か

“全てに合う一つの職務経歴書”は必ずしも一番良いメソッドとは言えません。特定の仕事に合うように職務経歴書の必須項目を書き直すことも必要の場合があります。仕事内容をよく読み、企業のホームページを見てみましょう。またインターネットで企業について調べ、リクルーターとも話をしてみましょう。職務経歴書に仕事内容に合うスキルや経験が入っていることを確認してください。

リクルーターが書き直した方が良いと感じたら、正直にそう伝えます。職務経歴書は候補者から生まれてくるものであり、候補者のものなので、リクルーターが代わって書き直すことはできません。もちろん、良いリクルーターは嘘の情報を職務経歴書に書くように言うことは絶対にありえません。

どれだけ書けばいい?何ページ書くべき?

まず、長さについて見てみましょう。もしかすると職務経歴書は長くても2ページまでと聞いたことがあるかもしれません。実際、2~3ページは基本として頭に入れておいた方が良いでしょう。

職務経歴書は全ての経歴を書き入れるぶんだけ長くなります。しかし、複数の会社の仕事が似ているからとただ仕事内容をコピー&ペーストはしないでください。職務経歴書を無駄に長くさせてしまいますし、多忙な採用マネージャーやHRの人達は全てを読まないでしょう。

目標を職務経歴書に入れないようにしましょう。目標は何がしたいかということであり、採用マネージャーやHRの人たちにとってはどうでも良いことです。それよりも採用する企業のために何ができるのかを示す必要があります。

目標の代わりに、どのような強みがあり、応募するポジションにどうマッチしているのかの要約から履歴書を始めてください。要約は1,2段落程度で経験やスキルをまとめてください。スキルは応募しているポジションに関係あるインパクトあるスキルを含めてください。

職務経歴書に「私は高度なコミュニケーション能力を持つ向上志向あるリーダーです」などで埋めずに、要約の中にキーワードを入れてください。しかし、ただキーワードを並べるのもやめてください。すぐに採用マネージャーやHRの人たちに見抜かれてしまいます。

もう一度、仕事内容をよく読み、的を射たキーワードを探してください。もし日立やトヨタ、Googleなど有名企業や大企業と仕事をしたことがあるなら、「日立で合計300万円の商談を2つ成功させた」など載せるととても良いでしょう。

SNSのアカウントを載せるのなら、プライベートのではなくビジネス用のアカウントだけを載せてください。たとえば会社のために作ったアカウント、LinkedInやインスタグラムなどが含まれるでしょう。その場合は、定期的に投稿されていて、ビジネスの写真が載せているものにしてください。愛犬の写真や漫画のキャラクターなどはビジネスのSNSには不適切ですので、ご注意ください。

趣味について、もしかしたら載せる方もいるかもしれません。しかし載せて良い趣味はスキルを磨くようなことだけにしましょう。たとえば、トライアスロン(決断力のアピール)、または自分の専門分野に関する記事やブログを書くこと(創造力や仕事への情熱のアピール)などが含まれます。切手収集や貝殻集め、映画鑑賞、買い物などは省きましょう。

どのように経験を強調すべきか

最近の仕事から書き始めて8年~10年前までの経験を詳しく箇条書きにしましょう。1~2段落程度で十分です。8年~10年より昔の職歴は簡単に企業名、所属期間、肩書にまとめ、何を具体的にしていたのかを2,3点でまとめましょう。

詳しくは以下の通りです。

  • 企業名
  • 所属部署、肩書(ITマネージャーなど曖昧な表現ではなく、詳細に。例えば、ネットワーク・マネージャー、アプリケーション・マネージャー、Aプロジェクト・マネージャーなど)
  • 勤務開始日、退職日など、年月日で記入。年だけ書かれている場合は、失業期間を隠そうとしているのか疑われる可能性があります。
  • 具体的な仕事内容
  • 成果/業績(25%の業績アップを達成?企業の予算削減に達成?具体的な数字を書きましょう。)
  • キーワード(キーワード・データベースで一番上に表示されるようにしなければなりません)
  • その他、仕事に関係ある受賞経験

住所、電話番号、メールアドレス、生年月日などの個人情報は入れてください。先ほどもご紹介しましたが、一般的には、企業が使うATS(アプロカン・トラッキング・システム)に必要な個人情報はリクルーターを通して企業側に漏れることはありませんが、企業が候補者と契約を結ぶ段階になったときに、初めて個人情報が公開されます。

職務経歴書に何を入れてはいけない?

目標を書くべきでしょうか。先ほども紹介しましたが、一般的に答えはNOです。もし特殊なスキルのいらない仕事に応募するなら、良いのかもしれません。しかし、多くの場合、目標はいりません。良いリクルーターは、経験やキャリアゴールなどの候補者の話を聞いている中で、どのような目標を持っているのか見出します。

仕事や応募しているポジションに関係ない情報は入れてはいけません。応募するポジションは全て違う必須条件があるかもしれませが、すべての情報は互いに関係のあるものでなければなりません。職務経歴書が採用マネージャーに“訴えかける”ように、応募するポジションごとに作り変えることも必要です。

抽象的なフレーズは避けましょう。例えば、「勤勉」「人当たりが良い」「前向き」などです。多くの人が勤勉で人当たりが良く、前向きです。ですから、それらの言葉は数千人の中で差をつけることにはなりません。また前にもご紹介しましたが、成果や持っているスキルを中心に書いてください。それが群集の中で目を引き付けて、他の多くの人たちとは違う格別にさせるものなのです。

それぞれの企業を退職した理由について、もちろん退職理由は大切ですが、それらの理由について是非リクルーターに話をしてください。面接の段階に入り退職理由について公開を求められた場合に限り、必要があればリクルーターが企業に関係情報をお伝えします。

MSWord、Excel、PowerPoint、Emailなど現代社会人として必要な基本的なスキルについては書く必要がありません。

“Reference available upon request”(ご希望なら推薦者を照会します)についてですが、もし推薦が必要であれば、企業又はリクルーターが準備をお願いします。

最後に全ての言葉をスペルチェック、文法チェックしてください!

 

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